ロゼトーゴってどんなソファ?本物とリプロダクト品の違い

今回は巷で人気のソファ「ロゼトーゴ」について、購入検討時に調べたことをメモしていきます。

リーン・ロゼの販売している正規品とリプロダクト品の違いなどについてもまとめました。

ロゼトーゴとは

ロゼトーゴ(Roset Togo)はフランスの高級ブランドであるリーン・ロゼ(Ligne Roset)から現役で販売されているソファです。単純に「トーゴ」と呼ばれることもあります。

1954年からリーン・ロゼのデザインに携わったミッシェル・デュカロワ(Michel Ducaroy)によってデザインされ、発売から50年以上が経ちましたが、いまだに世界中で人気を博しています。2023年には50周年限定のデザインが販売されたりもしました。

デザインの特徴

ロゼトーゴはいわゆるフロアソファやローソファと呼ばれる部類で、背もたれと座面が一体化しているデザインです。

おそらく実物を見た第一印象は「思ったより大きいな」というところだと思います。それが可愛いのですが、ゴロンとボリュームがあって存在感の強いソファですね。

一人掛けの1Pだったとしても、6畳くらいの部屋だとかなり幅を取りますから、サイズはきちんと測ってから購入検討した方が良さそうです。

色や素材のバリエーション

トーゴは素材やカラー、サイズをかなり細かく選べて、自分の部屋にあったデザインのものを検討できるのも魅力に感じました。

リゼトーゴで選べる生地一覧(公式)

50周年記念でアーティスティックなコラボデザインも出ましたが、基本的には単色のシンプルなカラーリングのバリエーションになっています。

ロゼトーゴの正規品とリプロダクト品の違い

ロゼトーゴは現役で販売されているにも関わらず、似たデザインのリプロダクト品がたくさん出回っています。楽天で調べてみると、ひどいものでは「トーゴ」という名前を堂々と商品タイトルに入れている偽物などもあります。

違いの見極め方としては、まずは値段と、あとは素材やデザインです。

値段の違い

値段について、リプロダクト品はだいたい5〜10万円程度で販売されているものが多いかと思います。正規品は1Pでも16万円を超えますから、少なくとも10万円を切っていたらそれはリプロダクトだと判断したら良いかと思います。

素材の違い

素材について、正規品は中身がオールウレタンになっており、だいたい10年〜15年ほど持つと言われています。もしヘタってきたらメンテナンスに出せて、長く愛用できるような仕組みになっています。しかしリプロダクト品になると、ポリウレタンなど安価な素材が含まれていることが多くて、おそらくヘタりが早く来るかと思います。

またカバーの生地についても正規品はさまざまなバリエーションから選べますが、リプロダクトだとありものを購入する形になろうかと思います。

デザインの違い

デザインは各社それぞれ違いがありますが、ボリューム感や細かなサイズ、中身とカバーの微妙なサイズ差(カバーが余ってる)など、やはり比べてみると色々と違いがあります。

純粋にリプロダクト品の見た目が気に入って購入するなら良いのかもと思いますが、「ロゼトーゴが欲しいけれど費用を抑えたい」という理由でリプロダクトを選ぶと、結果的に満足できないのではないかなと思っています。

ロゼトーゴはミッドセンチュリーインテリアにピッタリ

ロゼトーゴはミッドセンチュリーインテリアによく合う素敵なソファです。高級なソファだけあって費用はかかりますが、検討してみてはいかがでしょうか。

我が家も検討しましたが、大きさや値段など色々と考えた結果見送りになりました。いつかロゼトーゴが合う間取りの家に住むことがあれば、また検討したいと思っています。